KAGOYA CLOUD VPSでローカルLLMを動かす:契約からSSH接続まで
KAGOYA CLOUD VPSで、Ollamaを動かすための準備をまとめたページです。ここでは、KAGOYA CLOUD VPSに固有の部分(コントロールパネルでの申し込みと、SSHでつなぐための通信の設定)だけを扱います。サーバーに入ってからの コマンドは事業者によらず同じなので、Ollamaのインストール手順に進んでください。
動かせるプランと月額
| モデル | 載る最安のプラン |
|---|---|
| Llama 3.2 3B3584MB以上 | ¥1,760/月4GB プラン・4GB |
| Llama 3.1 8B6554MB以上 | ¥3,410/月8GB プラン・8GB |
| Qwen2.5 14B10752MB以上 | ¥7,810/月16GB プラン・16GB |
載るかどうかと月額だけの比較です。速さは測っていないため示していません。他社との比較は事業者別の比較表へ。
1. サーバーを作る(コントロールパネル)
- インスタンスを作る前に、「ログイン用認証キー」を作る。右上のメニューで「KVM」を選び、「セキュリティ」→「ログイン用認証キー」から追加する。キー名は半角英数字。
- 秘密鍵(ファイル名は「キー名.key」)は、キーを作ったときにしかダウンロードできない。再ダウンロードはできないので、必ず保存しておく。
- コントロールパネルの「KVM」→「インスタンス」で「インスタンス作成」を押す。OSはテンプレートから選ぶ(公式の案内にはAlmaLinux 10とUbuntu Server 24.04 LTSが出ている。この手順ではUbuntu)。メモリは、動かしたいモデルが載る容量以上にする。
- 作ったインスタンスのIPアドレスは、コントロールパネルの「インスタンス情報」で確認する。
- SSHは鍵でつなぐ。手元で秘密鍵の権限を絞り(chmod 400 キー名.key)、ssh -i キー名.key ユーザー名@IPアドレス の形でつなぐ。ユーザー名はOSで違い、Ubuntu Server 24.04 LTSはubuntu、AlmaLinux 10はalma。
2. SSHでつなぐための通信の設定
- ポートの制限は、コントロールパネルの「セキュリティグループ」で行う。「KVM」→「セキュリティ」→「セキュリティグループ」で、プロトコル(TCPかUDP)、アクセス元のIP、ポートの組を登録する。すべてのIPを許可するときは「*」と入力する。
- セキュリティグループを適用していないインスタンスは、すべての通信が許可されている。適用すると、登録した許可以外はすべて拒否される。自分がつなげなくならないよう、SSH(TCPの22番)を許可したグループを作ってから適用する。公式の設定例では、SSHは特定のIPだけに制限している。
- セキュリティグループを適用すると、Pingも拒否される。コントロールパネルの「Ping監視」は使えなくなる。
- インスタンスへの適用は、「KVM」→「インスタンス」で対象のインスタンスを開き、セキュリティグループの編集(歯車のアイコン)から選ぶ。
- Ollamaは外に公開せず、SSHトンネルで使う手順を勧めているので、許可するのはSSH(22番)だけでよい。11434番は許可しない。
- 公式のSSH接続の手順には、Linuxのコマンドはサポート対象外と書かれている。
3. つながったら
SSHでサーバーに入れたら、Ollamaのインストール手順の1番から進めます。契約直後のセキュリティ設定はSSHの守り方にまとめています。
契約まわりで使える、ToolkITBoxのツール
姉妹サイトの、この記事と相性のいいページです。
- Password Generator
サーバー用に強いパスワードをその場で生成 — toolkitbox.net
- CIDR Calculator
ファイアウォールの許可レンジを計算する — toolkitbox.net
- Local LLM Memory Estimator
モデルファイルとKVキャッシュから、必要なメモリを見積もる — toolkitbox.net
この手順は 2026年10月26日 に、公式マニュアルで確認した内容です
管理画面の表示や項目名は、予告なく変わります。実際の画面と違うときは、公式のマニュアルを優先してください。