さくらのVPSでローカルLLMを動かす:契約からSSH接続まで
さくらのVPSで、Ollamaを動かすための準備をまとめたページです。ここでは、さくらのVPSに固有の部分(コントロールパネルでの申し込みと、SSHでつなぐための通信の設定)だけを扱います。サーバーに入ってからの コマンドは事業者によらず同じなので、Ollamaのインストール手順に進んでください。
動かせるプランと月額
| モデル | 載る最安のプラン |
|---|---|
| Llama 3.2 3B3584MB以上 | ¥3,960/月4G プラン・4GB |
| Llama 3.1 8B6554MB以上 | ¥7,920/月8G プラン・8GB |
| Qwen2.5 14B10752MB以上 | ¥15,400/月16G プラン・16GB |
載るかどうかと月額だけの比較です。速さは測っていないため示していません。他社との比較は事業者別の比較表へ。
1. サーバーを作る(コントロールパネル)
- 契約時またはOS再インストールの画面で、OSにUbuntu 24.04または22.04を選ぶ。
- 鍵認証で入る場合は、先にコントロールパネルでSSH公開鍵を登録しておく。サーバーの新規追加時、またはOS再インストール時に、その鍵を選べる。
- すでに入れたOSの接続設定を変えたいときは、コントロールパネルではなくOSの中で行う。
- 契約直後に、公式の「初期セキュリティ設定」に沿って、公開鍵認証への限定、rootでのログイン禁止、sudoできる一般ユーザーの作成を済ませる。
2. SSHでつなぐための通信の設定
- コントロールパネルの「パケットフィルター」で、サーバーの外側の通信を制限できる。初期状態でSSHの設定が用意されている。
- パケットフィルターとOSの中のファイアウォールは、両方で許可しないと通信が届かない。公式は、OSの中のファイアウォールを使うなら、パケットフィルターは「利用しない」にするよう勧めている。Ubuntu 24.04では、OSの中のファイアウォールは初期状態で有効になっていない。
- SSHのポート番号を変えたときは、パケットフィルターにも自動では追加されない。指定したポートを自分で許可する。
- パケットフィルターはIPv6に対応していない。1番目のネットワークインターフェースにだけ適用される。
- Ollamaは外に公開せず、SSHトンネルで使う手順を勧めているので、SSH以外のポートは開けなくてよい。
3. つながったら
SSHでサーバーに入れたら、Ollamaのインストール手順の1番から進めます。契約直後のセキュリティ設定はSSHの守り方にまとめています。
契約まわりで使える、ToolkITBoxのツール
姉妹サイトの、この記事と相性のいいページです。
- Password Generator
サーバー用に強いパスワードをその場で生成 — toolkitbox.net
- CIDR Calculator
ファイアウォールの許可レンジを計算する — toolkitbox.net
- Local LLM Memory Estimator
モデルファイルとKVキャッシュから、必要なメモリを見積もる — toolkitbox.net
この手順は 2026年10月26日 に、公式マニュアルで確認した内容です
管理画面の表示や項目名は、予告なく変わります。実際の画面と違うときは、公式のマニュアルを優先してください。