プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)SabaKore

こんな人におすすめ

1台のVPSに複数のサービスを同居させる

2026年8月17日

レン(新米インフラエンジニア)・調べ中

レン

作りたいものが増えてきたんだけど、そのたびにVPSを契約しないとダメ?
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・嬉しい

プロクラ

いや、1台にまとめられるよ。むしろVPSの良さはそこにある。月額固定だから、同じ1台にいくつサービスを載せても料金は変わらないんだ。
レン(新米インフラエンジニア)・わくわく

レン

何個でも載せられるの!?
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・困った

プロクラ

料金は変わらないけど、メモリは有限だよ。ここを見誤ると、全部まとめて落ちる。

1台のVPSに複数のサービスを同居させる

ブログ

80/443

データベース

内部のみ

検証環境

内部のみ

それぞれ独立した箱。片方を壊しても、もう片方には影響しない

1台のVPS(メモリ・CPUは共有)

分けられるのは環境だけ。メモリとCPUは同じ1台ぶんを分け合う

Dockerを使うと何が楽になるか

  • サービスごとに環境が分離されるので、片方の都合で他方が壊れにくい
  • 使うライブラリのバージョンが競合しない(同居の一番の悩みが消える)
  • 不要になったサービスをきれいに消せる(サーバーに残骸が残らない)
  • 同じ構成を別のサーバーで再現しやすい

メモリ配分の考え方

同居させるとき、各サービスの必要量を足し算して収まれば大丈夫、とはなりません。問題はそれぞれの山が重なる瞬間です。普段は余裕があっても、バックアップとアクセス集中が同時に来れば一気に埋まります。そして埋まったとき、OSはいちばん多く使っているものを落とすので、多くの場合データベースが選ばれます。合計ではなく、同時に起きうる最大で見積もってください。

プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・分析中

プロクラ

同居で失敗する原因は、ほぼメモリ不足だよ。合計がサーバーのメモリを超えると、OSが勝手にプロセスを強制終了しはじめる。しかも落とされるのはたいてい一番メモリを使っているもの、つまり本命のアプリなんだ。
  • 各サービスの使用量を足して、サーバーのメモリに収まるか確認する
  • OS自体も数百MBは使うので、その分を最初に引いておく
  • データベースは意外とメモリを食う。同居させるなら特に注意
  • コンテナごとにメモリ上限を設定しておくと、1つの暴走で全体が巻き込まれるのを防げる
  • スワップ領域を用意しておくと、瞬間的な不足で即死するのを避けられる
レン(新米インフラエンジニア)・悩む

レン

同居させちゃいけない組み合わせってある?
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・教える

プロクラ

「絶対に止めたくないもの」と「実験中のもの」は分けたほうがいいね。検証で無茶をしてサーバーごと巻き込むと、本番も一緒に落ちるから。本気のサービスができたら、そこだけ別のVPSに移すのは十分ありだよ。

同居で先に詰まるもの

プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・分析中

プロクラ

メモリの次に問題になるのが、ポートとディスクだよ。どちらも先に決めておけば揉めない。
  • ポート: 各サービスが同じ番号を使おうとして衝突する。前段で振り分ける構成にする
  • ディスク: ログとデータが全サービス分たまる。空きの監視は必須
  • 証明書: 複数のドメインを1台で受けるなら、前段でまとめて扱う
  • 再起動: 1つ直すために全部止めない構成にしておく

分けておくと後で楽なもの

1台に集めるほど運用は楽になりますが、止められない時間も増えます。片方を更新したいだけなのに、もう片方の都合で作業できない、という状況が起きます。分ける判断の基準は負荷ではなく、「止めてよい時間帯が一致しているか」で考えると迷いにくくなります。

  • 本番と、実験中のものは分ける(巻き込み事故を防ぐ)
  • データの置き場所は、コンテナの外に出しておく(作り直しても消えない)
  • サービスごとにバックアップの対象を決めておく
  • どのサービスがどれだけ使っているか、時々確認する
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・OK

プロクラ

まずは小さいプランで同居を試して、足りなくなったら上位プランへ変更する。この進め方がいちばん無駄がないよ。
レン(新米インフラエンジニア)・できた

レン

料金は変わらないけどメモリは有限。本番と実験は分ける。

この記事の条件で、実際の料金を見る

あわせて読みたい

→ コラム記事をすべて見る

サーバーを触る前に押さえておきたいこと

姉妹サイトの、この記事と相性のいいページです。