AI活用ガイド
LocalAIとは?OpenAI互換のAPIを自分のサーバーに用意する
2026年9月17日

レン
ChatGPTのAPIを呼ぶアプリを作ったけど、使うたびに料金がかかるのが気になる…

プロクラ
それなら『LocalAI』を検討してみるといいよ。OpenAIのAPIと同じ形式でリクエストを受け付ける、無料でオープンソースの推論サーバーなんだ。
LocalAIの特徴
- OpenAIのAPIと同じ呼び出し方(エンドポイントの形式)に合わせてある
- テキスト生成だけでなく、音声認識や画像生成のモデルも扱える
- 自分のサーバーに置くので、呼び出し回数に応じた課金が発生しない
- GPUが無くてもCPUだけで動かせる構成が選べる

レン
Ollamaと何が違うの?似たような話に聞こえるけど。

プロクラ
どちらも自分のサーバーでモデルを動かす点は同じだけど、狙っている場所が違うんだ。Ollamaは独自の簡単な呼び出し方が中心で、LocalAIは最初からOpenAIの形式に合わせている。
この違いが効いてくるのは、すでにOpenAIのSDKやライブラリを使ってアプリを作っている場合です。呼び出し先のアドレスをLocalAIに向けるだけで、アプリ側のコードをほとんど書き換えずに移行できます。ゼロから作るならOllamaの手軽さも十分魅力的ですが、既存のAI連携コードを流用したいならLocalAIの相性が良い場面です。
導入前に見ておくこと
- 対応形式が広い分、機能ごとに必要なメモリ量が変わる。使う機能だけ絞って検証する
- Dockerでの配布が用意されているので、コンテナが動く環境なら導入は難しくない
- 外部に公開するなら、認証をかけないと誰でもAPIを呼べる状態になる

プロクラ
『Ollamaより高機能なものが欲しい』というより、『OpenAI形式のAPIをそのまま自分のサーバーで持ちたい』人向けのツールだと考えると選びやすいよ。
移行の進め方
いきなり本番のアプリを丸ごと切り替える必要はありません。まずは開発環境だけAPIの向き先をLocalAIに変え、応答の形式や速度に問題が無いかを確認してから、本番の切り替えを検討する進め方が安全です。呼び出し方が同じとはいえ、モデルの性能や得意分野はOpenAIのサービスとは異なるため、実際の応答を見て判断してください。
- 開発環境でエンドポイントを向け替え、既存の呼び出しがそのまま通るか確認する
- 実際の応答内容を見て、用途に足りる精度かどうかを判断する
- 問題が無ければ本番でも切り替え、必要なら一部の処理だけ従来のAPIに残す

レン
既存のOpenAI向けコードを活かしたいならLocalAI、新しく作るならOllama、で使い分ければいいんだね。
この記事の条件で、実際の料金を見る
あわせて読みたい
- AI活用ガイドGPT4Allとは?無料で使えるローカルAIチャットアプリの選び方GPT4Allは自分のPCやサーバーだけでAIとの会話を完結させる無料アプリです。Ollamaとの役割の違いと、どんな人に向いているかを整理します。
- AI活用ガイドChatGPT APIを使うBotをさくらのVPSに常駐させるAPIを呼び出すBotを24時間動かす構成と、そのために必要なもの。常駐させるうえでの注意点まで解説します。
- AI活用ガイドOpen WebUIをさくらのVPSに構築して自分専用AIチャットを作るOllamaとOpen WebUIを組み合わせて、ブラウザから使える自分専用のAIチャット画面をVPS上に構築する方法。
- AI活用ガイドVPSでAI APIを使ったBotを24時間動かす常駐させる構成とAPIキーの扱い、費用の歯止め。落ちても戻る形にする設定と、誰でも話しかけられるBotで入力を疑う理由を解説します。
サーバーを触る前に押さえておきたいこと
姉妹サイトの、この記事と相性のいいページです。
- Python入門
AI・機械学習まわりで最もよく使われる言語 — prodou.net
- Linuxコマンド入門
ls / cd / grep などを疑似ターミナルで試しながら学べる — prodou.net
- JSON Formatter
APIのレスポンスを整形して確認する — toolkitbox.net