よくある質問
「再起動したら直った」で終わらせない
2026年10月8日

レン
サーバーが重かったけど、再起動したら直った!よかった〜

プロクラ
直ってよかったね。でも、そこで終わりにすると、また同じことが起きるよ。再起動で直るというのは「何かが溜まっていて、それが消えた」ということだからね。
再起動で直る、が意味すること
再起動で直ったということは、時間とともに何かが溜まっていたということです。メモリの解放漏れ、閉じられていない接続、増え続けるファイル。原因はサーバーの外ではなく、動かしているものの中にあります。直ったのではなく、リセットしただけなので、同じ間隔でまた起きます。

プロクラ
再起動は、溜まっていたものを全部捨てる操作だよ。だから何が溜まっていたかによって、原因が分かれる。
- メモリが解放された → 使用量が増え続ける問題があった
- プロセスが作り直された → 処理が詰まって動かなくなっていた
- 接続が切れた → 使われない接続が溜まっていた
- 一時ファイルが消えた → 溜まってディスクを圧迫していた

プロクラ
どれも、時間とともに悪化して、再起動でリセットされる型だね。放置すると、周期的に同じことが起きる。しかも間隔がだんだん短くなることが多い。
後からでも調べられる

プロクラ
再起動してしまった後でも、記録は残っている。次に備えて、今のうちに見ておこう。
- dmesg や journalctl で、再起動前の記録を追う(前回分を指定して見られる)
- 強制終了された形跡(Out of memory)が無いか
- アプリのログに、その時刻の異常が残っていないか
- アクセスログで、直前にリクエストが急増していないか

プロクラ
1つめが特に有用だよ。再起動をまたいで過去の記録を参照できる設定になっていれば、前回何が起きていたかを読める。設定されていなければ、まずそこを有効にしておこう。
次に備える
- 重くなったときに、その時点の状態を自動で記録する仕組みを入れる
- メモリ・ディスク・接続数を、時系列で残す
- 再起動する前に、top と free の結果だけでも控えておく
- いつ再起動したかを記録する(間隔が縮んでいれば悪化の証拠)

プロクラ
3つめは、次に困ったときの自分への贈り物だよ。慌てて再起動する前に、画面を1枚残すだけでいい。それだけで、原因の特定がまったく変わる。
再起動が必要な場面もある

プロクラ
誤解しないでほしいのは、再起動そのものが悪いわけではないこと。カーネルの更新を適用するには再起動が必要だし、月に一度は再起動する運用にも意味がある。問題なのは「原因を調べずに再起動だけを繰り返す」ことだよ。

レン
再起動する前に、画面を1枚残す。それだけならできそう。
自動で再起動させる場合の注意

プロクラ
落ちたら自動で再起動する設定は有用だけど、それだけに頼ると問題が見えなくなる。裏で何度も再起動していることに、気づけなくなるからね。
- 再起動した回数を記録し、増えていないか見る
- 短時間に繰り返す場合は、上限を設けて止める
- 止まったときだけでなく、再起動したときにも通知を出す
- 「動いているから大丈夫」と「落ちては起き上がっている」は違う
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