AI活用ガイド
AIエージェントを動かし続けて気づくメモリの増え方
2026年9月10日

レン
AIエージェントを常駐させてたら、何日か経つとVPSが重くなってる気がするんだけど…

プロクラ
それはメモリがじわじわ増え続けている可能性が高いね。動かした直後は軽くても、時間が経つほど溜め込んだ情報が増えて、気づいたころには重くなっている、というのはよくあるパターンなんだ。
増えやすい典型的な原因
- 会話の履歴を、区切りなくすべて持ち続けている
- 処理した内容をログとして際限なくメモリ上に溜めている
- 1回ごとの処理で使った領域を、きちんと片付けずに次へ進んでいる

レン
気づく前にどうすればいいの?

プロクラ
使用メモリの推移を、時間を追って見られるようにしておくのが一番だよ。右肩上がりに増え続けているグラフが見えたら、それはどこかで片付け忘れているサインだ。
根本対応と、応急の備え
本来は、増え続けている原因を特定して直すのが正しい対応です。ただ、原因の特定には時間がかかることもあります。その間の応急処置として、定期的にプロセスを再起動する運用は、単純ですが実際によく効きます。溜まったものを一度リセットできるからです。ただしこれは根本対応の代わりにはならないことを忘れないでください。
- 使用メモリを時系列で見られるようにしておく
- 会話履歴は、古い部分を要約するか一定量で区切る
- 応急処置として、決まった間隔での再起動を仕込んでおく
- 再起動で誤魔化さず、原因調査もあわせて進める
監視の仕組みを軽く保つ
使用メモリを見張る仕組み自体が重くなっては本末転倒です。細かすぎる間隔で状態を記録し続けると、その記録自体がメモリやディスクを圧迫し始めます。数分に1回程度の記録でも、右肩上がりの傾向をつかむには十分です。監視は軽く、しかし継続的に、という塩梅を意識してください。
- 記録の間隔は、数分単位で十分なことが多い
- 古い記録は自動で消えるようにし、無限に溜め込まない
- 異常な増え方をしたときだけ通知が来るようにしておく
プロクラ
24時間動かすものほど、こういう地味な備えが効いてくる。派手な機能より先に、見張る仕組みを整えておくと安心して長く動かせるよ。作った直後の元気なうちより、しばらく動かし続けたあとにこそ差が出る部分だからね。

レン
再起動している間、エージェントが止まっちゃうのは困らない?

プロクラ
数秒〜数十秒の停止で済むことが多いから、常時応答が必須な用途でなければ大きな問題にはならないよ。気になる場合は、利用者が少ない時間帯に合わせて再起動を仕込んでおくと、より安心して運用できるね。
スワップに頼りすぎない
メモリが足りなくなったとき、スワップ領域があると一見動き続けているように見えます。ただしスワップはディスクを使った代用品なので、頼る量が増えるほど処理は目に見えて遅くなります。『落ちていないから大丈夫』ではなく、スワップの使用量も合わせて確認し、常に使われているようならメモリ増設か原因調査のサインだと考えてください。
- スワップの使用量も、メモリの推移とあわせて確認する
- スワップが常に使われている状態を、正常だと思い込まない
- 応急のスワップ設定と、根本的なメモリ不足の解消は分けて考える

レン
増え方を見て気づく。再起動は応急処置と割り切る、だね。
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