プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)SabaKore

セットアップ

OSのメジャーアップグレード:上げるか、作り直すか

2026年8月27日

レン(新米インフラエンジニア)・悩む

レン

使っているOSのサポートが来年で切れると聞きました。何をすればいいですか。
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・教える

プロクラ

サポートが切れると、新しく見つかった弱点が塞がれなくなる。放置は避けたいところだね。やり方は2つあって、どちらを選ぶかで作業の性格がまったく変わるんだ。

方法1:その場で上げる

動いているサーバーのOSを、新しい版へ入れ替えます。設定やデータをそのまま引き継げるのが利点です。一方で、途中で失敗すると動いていたものまで止まります。作業中はサービスを止めることになり、戻せる状態を用意していないと引き返せません。

方法2:新しく作って移す

新しい版のOSでサーバーを1台立て、そちらへ中身を移してから切り替えます。旧サーバーは動いたままなので、うまくいかなければ切り替えを見送るだけで済みます。設定をもう一度書くことになりますが、長年の継ぎ足しで分からなくなっていた設定を整理する機会にもなります。

レン(新米インフラエンジニア)・調べ中

レン

どちらを選べばいいんでしょう。

脆弱性が公表されてから起きること

0日目脆弱性が公表される
数日以内攻撃の手順が出回る
その後無差別に試される
いつでも更新すれば対象から外れる

狙われるのは「あなた」ではなく「更新していないサーバー」全部

分かれ目

  • 設定を自分で把握している:どちらでもよい
  • 何が入っているか分からない:作り直したほうが早い
  • 止められない時間帯がある:作り直して切り替えるほうが安全
  • 台数が多く、同じ作業を繰り返す:手順を書いて作り直すほうが再現できる
  • サーバーを増やせない事情がある:その場で上げる
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・分析中

プロクラ

個人で1台なら、作り直すほうを勧めることが多いよ。失敗しても元が残っているという安心は、作業の速さに直結するんだ。

どちらを選んでも先にやること

プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・困った

プロクラ

バックアップを取って、それが本当に戻せるかを一度試しておこう。取ってあるつもりで戻せなかった、というのが最悪の結末だからね。何が動いているかの一覧も、この機会に書き出しておくといいよ。

サポート期限は先に調べておく

OSごとに、いつまで更新が提供されるかは公開されています。長期サポート版なら数年単位、そうでない版は1年に満たないこともあります。作るときにこれを見ずに選ぶと、思ったより早く同じ作業をやり直すことになりかねません。長く動かす予定のサーバーほど、最初に期限を確かめておく価値があるでしょう。

レン(新米インフラエンジニア)・悩む

レン

期限が切れたまま使い続けると、どうなりますか。
ウィルスン(セキュリティの番人)・本当は優しい

ウィルスン

新しく見つかった弱点が塞がれなくなる。動いてはいるから気づきにくいけれど、時間が経つほど危なくなっていく。攻撃する側は、期限切れのまま放置されているサーバーを探しているんだ。

作業の前に書き出しておくもの

  • 動かしているサービスと、それぞれの設定ファイルの場所
  • 使っている言語やデータベースの版
  • 外部から接続を許している相手(許可リストなど)
  • 証明書の取得方法と、更新の仕組み
  • 止まって困る時間帯と、連絡が必要な相手
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・分析中

プロクラ

この一覧は、作り直す場合はそのまま手順書になるし、その場で上げる場合は「戻すときに何を確かめるか」の一覧になる。どちらを選んでも無駄にならないよ。

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