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他社比較

GPU搭載のVPS/クラウドは実際どこで契約できるのか:14社の状況を確認した

2026年9月10日

レン(新米インフラエンジニア)・調べ中

レン

「AI用に比較して」ってよく聞くけど、GPU搭載のVPSって実際どこの会社にあるの?
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・教える

プロクラ

それ、はっきり答えられるように調べておいたよ。当サイトで比較している14社のうち、自社ブランドの中でGPU搭載インスタンスを直接契約できるのは一部だけ。残りは別ブランドの姉妹サービスに回されたり、そもそも選択肢が無かったりする。まずは実際の契約窓口から整理するね。

VPSでAIを動かすときのメモリ目安

あなた
VPS
LLMモデル
小型 3B
4GB〜
中型 7B
8GB〜
大型 13B
16GB〜

CPUのみで動かす場合はメモリが命。モデルサイズに余裕を持って選ぶ

自社ブランドの中で直接契約できる事業者

  • Vultr:「Cloud GPU」という名称で提供。東京リージョンにもNVIDIA A16を積んだプランがある。最安帯の構成は東京以外のリージョン限定で、東京では一段上のメモリ構成から選ぶことになる
  • Linode(Akamai Connected Cloud):「GPU Compute Instances」という名称で提供。公式の対応表に東京リージョンが含まれている。入門帯はNVIDIA RTX 4000 Ada Generation
  • ConoHa VPS:通常のVPSと同じサイト・同じ管理画面から「GPUサーバー」を申し込める。NVIDIA H100とNVIDIA L4の2系統があり、時間課金
  • XServer VPS:「XServer VPS for GPU」という、通常プランとは別契約の用途別ラインがある。ブランド名は同じだが、申し込みとアカウント管理は通常のXServer VPSとは別になる
  • DigitalOcean:「GPU Droplets」という製品自体はある。ただし本稿の確認時点での提供地域はニューヨーク・トロント・アトランタ・リッチモンド・アムステルダムのみで、東京はもちろんアジア太平洋地域そのものに対応データセンターが無い
プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・分析中

プロクラ

5社ともプラン名・料金体系・GPUの世代がバラバラで、通常のVPSプランのように横並びの表にはしにくい。時間課金のクラウド型もあれば、初期費用がかかる契約もある。金額を見るときは、まず課金の単位が時間なのか月額なのかから確認して。

別ブランドの姉妹サービスとしてなら選べる事業者

プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・困った

プロクラ

ここが混同しやすいところ。同じグループ会社がGPUクラウドを運営していても、通常のVPS契約からそのまま使えるとは限らない。別サービスとして、あらためて契約し直す必要がある。
  • さくらのVPS:グループ会社が「高火力」という別ブランド・別ドメインでGPUクラウドを提供している。さくらのVPSの契約内で使える機能ではない
  • KAGOYA CLOUD VPS:「KAGOYA FLEX」という法人向けのGPUクラウドが別ラインで存在する。最低利用期間や見積もりベースの料金が前提で、通常のVPSのように即申し込める形ではない
  • お名前.com VPS:親会社のGMOインターネットグループには別事業として「GMO GPUクラウド」があるが、お名前.com VPSとはブランドも契約窓口も別
  • クラウドVPS byGMO:以前は「GPUクラウド byGMO」という別ブランドが案内されていたが、本稿の確認時点で公式ドメインの名前解決ができず、現在も提供されているかを確認できなかった
  • ABLENET VPS:「ABLENET GPU」という、VPSとは別カテゴリのベアメタルサーバー製品がある。案内ページ自体に「VPSをお探しの方はこちら」という導線があり、公式にも別カテゴリとして扱われている

現状、GPUの選択肢が無い事業者

以下は、本稿の確認時点で公式サイト・公式ドキュメントのどこにもGPU搭載プランの案内が見当たらなかった事業者です。掲載していないだけではなく、そもそも該当する商品ラインが無いという状態です。

  • シンVPS
  • Amazon Lightsail(Lightsail自体にGPUは無く、必要な場合はGPUを備えた別製品「Lightsail for Research」への申し込みが要る)
  • ConoHa for Windows Server(Linux版のConoHa VPSにはGPUサーバーがあるが、Windows Server版の契約にはGPUプランが用意されていない)
  • XServer VPS for Windows Server(同じXServerブランドの「XServer VPS for GPU」はUbuntu前提で、Windows Serverでは使えない)

比較するときに気をつけること

GPU搭載インスタンスは、通常のVPSプランと違って料金の考え方そのものが揃っていません。時間単位の課金なのか月額固定なのか、止めている間も課金されるのか、初期費用や最低契約期間があるのかは、契約前に必ず個別に確認してください。為替やGPUの需給で価格は変わりやすく、本稿に書いた内容は確認した時点のものです。当サイトのふだんの比較表(vCPU・メモリを軸にした一覧)には、これらのGPU搭載プランを含めていません。契約の単位や料金の考え方が通常のVPSとまるで違い、同じ表に並べると実態より単純に見えてしまうためです。

プロクラ(クラウドAIロボット、詳しい役)・OK

プロクラ

「AI向けVPS」とひとくくりに語られがちだけど、会社ごとに分けて見ると、直接契約できるところ、別サービスに回されるところ、選択肢が無いところがはっきり分かれる。まずはどこに実在するかを知ってから、自分がやりたい処理の重さと照らし合わせて考えよう。
レン(新米インフラエンジニア)・できた

レン

同じ「GPU」でも、契約の窓口も課金の仕組みも会社ごとに全然違うんだね。借りるときは金額だけじゃなく、課金の単位から確認するよ。

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