セキュリティ
ゲームサーバーを安全に運営するために
2026年8月17日

レン
ゲームサーバー立てられた!友達にIPアドレス教えて招待するね!

ウィルスン
フフフ…そのIPアドレス、友達以外の手に渡らないと言い切れるか?ゲームサーバーは攻撃の標的になりやすい。特に、腹を立てたプレイヤーが通信を大量に送りつけてサーバーを止める、という嫌がらせは珍しくないのだよ。

レン
ゲームなのにそんなことする人いるの…!?

プロクラ
残念ながらあるんだ。だから運営する側として、いくつか備えておこう。
1. バックアップを自動化する

プロクラ
これが最重要だよ。ワールドデータが飛ぶと、みんなの遊んだ時間が消える。定期的に自動バックアップを取る設定にしておこう。事業者のスナップショット機能を使ってもいいし、ワールドデータだけ別途保存するのでもいい。
守りは「重ねる」のが基本
攻撃
ファイアウォール
不要な入口を塞ぐ
SSH鍵認証
総当たりを無効化
OS更新
既知の穴を埋める
サーバー
1つ破られても次の層で止まる。どれか1つでは不十分
2. 管理者権限を配らない
遊ぶ相手に管理者権限を渡すと、悪意が無くても事故が起きます。設定を変えられる、データを消せる、他の参加者を追い出せる。信頼の問題ではなく、渡した権限の範囲がそのまま起こりうる範囲になります。必要な操作だけを個別に許すほうが安全です。
プロクラ
ゲーム内の管理者権限(OP等)は、信頼できる人に絞ろう。悪意がなくても、操作ミスでワールドを壊してしまうことがある。「みんな管理者」は事故のもとだよ。
3. ポートは必要な分だけ開ける

プロクラ
ゲームサーバーに必要なポートだけを開けて、それ以外は閉じる。特に、管理用のツールを外部から触れる状態にしておくのは危険だよ。

ウィルスン
…ふん。ここまでやっておけば、大抵の嫌がらせには耐えられるだろう。楽しく遊ぶための備えだ、面倒がらずにやっておけ。
4. 規約を確認する

プロクラ
最後に大事なこと。ゲームによっては、サーバーの公開運営に関する規約が定められていることがある。特に有料で参加者を募る場合は、そのゲームの規約に反しないか必ず確認しよう。
5. 参加者の増減に備える

プロクラ
運営を続けていると、人数もデータも増えていく。先に決めておくと、後で慌てずに済むよ。
- メモリが足りなくなると、遅くなるのではなく落ちる。余裕を見ておく
- ワールドのデータは増え続ける。ディスクの空きを時々確認する
- 上位プランへ変更するとき、停止時間が発生することを参加者に伝える
- バックアップから戻す練習を、一度しておく
6. 連絡手段と約束ごとを決める

プロクラ
技術の話ではないけれど、これが一番トラブルを減らすよ。止めるときの連絡先、データが失われたときの扱い、費用を分担するならその取り決め。先に決めておけば、揉めずに済む。
- メンテナンスの予定を伝える場所を用意する
- 何かあったときの連絡先を決めておく
- 参加者の情報を集めるなら、その扱いも決めておく
- 費用を集める形にするなら、そのゲームの規約に反しないか必ず確認する

レン
備えは面倒だけど、楽しく続けるためだもんね。やっておく。
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